A・J・アームストロング第3回公判：検察側が寝室のレプリカを作り、マネキンをスタンドとして使用

テキサス州ヒューストン（KTRK） -- ケリー・ジョンソン判事の法廷の中央に、ベージュのシーツで覆われたキングサイズのマットレスのように見える木枠の上に置かれた2体のマネキン。

A・J・アムストロング死刑囚の死刑裁判6日目のあの劇的な場面には、1週間前の裁判開始以来最大の法廷聴衆が集まった。 月曜日はどの席も埋まっているようだった。

黒いナイトガウンを着た女性のマネキンは、殺人事件の夜のドーン・アームストロングに似て左側を下にして横たわり、男性のマネキンもアントニオ・シニアに似ていて、ズボンと黒いTシャツを着ていた。 検察によれば、これは殺人者が2016年7月29日の早朝に遭遇したであろう光景だったという。

捜査関係者によると、ドーンさんは耳の後ろを2度撃たれて即死したが、アントニオ・シニアさんは1度撃たれた後、ゆっくりと死亡したという。

弁護人のリック・デトト氏は裁判でデモは認められるべきではないと主張したが、ジョンソン氏は陪審が認めるとの判断を下した。

犯罪現場の復元と血飛沫の専門家として有名なセレスティーナ・ロッシは、現場の分析に基づいて、アームストロング夫妻を撃った者には血がついていないと証言した。

捜査当局はこれまでに、A・J・アームストロング容疑者の衣服や体からは血飛沫は見つからなかったと証言している。

検察官のジョン・ジョーダンはドーンのマネキンの後ろに立って、彼女の殺害に使用された銃（証拠としては22口径ピストル）を向け、銃口を彼女の体から2.5フィートの位置に保ち、ロッシが巻尺で距離を測った。

検視官は以前、アームストロング夫妻の血痕から、銃撃犯はアームストロング夫妻から２フィート半から３フィートの距離に立っていたと証言した。

ロッシはドーンが先に2発撃たれたと信じていると証言した。 その後、犯人は3発目を発砲したが、アームストロング夫妻には当たらなかった。 ロッシ氏によると、それは夫婦の間に置かれた枕に入り、その後ヘッドボードに入り込んだという。

「それで、４発目は？」 ジョーダンはロッシに尋ねた。

「私はそう信じています」とロッシは答えた。

ロッシは、４発目の銃弾がアントニオ・シニアの頭頂部に当たった弾丸だと思ったと証言した。 4発発砲されたという説は初めて聞いた。 犯罪現場捜査官が捜査当日の朝に一次室から収集した薬莢は 3 つだけだった。

ジョーダンはまた、法廷の中央に標準的なキングサイズのベッドフレームを置き、もし殺人者がすでにアントニオ・シニアの銃を所持してアームストロングの寝室に来ていなかったら、射手は部屋の周りを歩き回らなければならなかったであろうことを実証した。ベッドの前で、アントニオ・シニアの一番下の引き出しのナイトスタンドを開け、銃の箱を開け、ベッドの反対側に戻り、ドーンの後ろに立って発砲します。

検察はまた、A・J・アームストロング氏の寝室があった3階から両親が眠っていた2階につながるアームストロング階段の原寸大模型も復元した。

警察の取り調べ中、アームストロング容疑者は刑事らに対し、アームストロング容疑者が階段にいる間に「スキーマスク」をかぶった「黒人男性」が逃げているのを見た、と供述したが、彼が立っていた場所については詳しくは述べなかった。 アームストロング容疑者は捜査員に対し、その人物についてこれ以上説明することはできないと語った。

ジョーダンは地面から53インチの最上段に立ち、陪審員の方を見つめた。 階段は陪審員席から 3 フィート 3 インチの位置にあり、これはアームストロング邸の廊下の幅と同じです。 陪審員たちは一人ずつジョーダンの真正面に立ち、アームストロング氏が侵入して両親を殺害したという「侵入者」をよく観察できたと信じるかどうかを判断した。

キングサイズのベッドと階段のレプリカの劇的な演出の前に、検察はアームストロング氏の携帯電話データをさらに大量に導入し、アームストロング氏のセキュリティシステムのタイムラインと結び付けた。

ハリス郡検事局のデジタル法医学捜査官ネイサン・ゲイツ氏は、アームストロング氏のiPhoneのディスプレイが点滅したときの様子を陪審に示し、「ユーザーが携帯電話を操作したり、動かしたりしていたことを示している」と述べた。 「環境照明として使用する可能性があります。」